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チャットレディも確定申告が必要なの?

確定申告はどうして必要なのか

確定申告書類

確定申告 とは簡単に言うと1年分の収入と経費を紙に書いて所得税を計算してその紙を税務署に提出することです。

アルバイトや会社員として働いていれば、確定申告は必要ありません。それは、会社が給料の金額から所得税を計算して、給料から天引きしてくれているからです。この天引きを「源泉徴収」といいます。さらに、毎月のお給料から少し多く天引きして、年末になると還付してくれる。これが「年末調整」です。これらの作業を会社がやってくれているので、アルバイトや会社員の方は基本的には確定申告をする必要がありません。

でも、例外があります。

二ヶ所以上で勤務、事業所得がある場合は確定申告が必要!

本業副業

どういった場合に確定申告が必要になるかというと、二ヶ所以上で働いている場合、あるいは、 事業所得がある場合です。 チャットレディとして受け取る報酬は、事業所得に該当しますので、兼業でも本業でも確定申告が必要になります。 では、確定申告をしないとどうなるのでしょうか。

まず、収入があるのに確定申告をしていないことを税務署が知ると、税務調査が行われます。税務調査の結果、本来納めるべきだった所得税が、1.5倍程度に増えてしまいます。この税務調査は5年程度遡って行われますので、場合によっては一度に100万円以上納めることになるかもしれません。

マンションを借りる、保育園の利用には収入の証明が必要!

マンション

それ以外にも、マンションを借りるときや子供を保育園に入園させるとき、銀行でローンを組むときなどは収入を証明する書類が必要です。そんなときに、事業所得の方は、税務署に提出した確定申告書の控えを見せることになります。つまり、確定申告をしていないと、マンションを借りたり、保育園に入園させたり、ローンを組むことが難しくなってしまうのです。

以上から、確定申告をしなかったときのデメリットをご理解いただけたかと思います。

でも、「デメリットなんかどうでもいいの」「ばれなければいいの」と考える方もいるかもしれません。それでも、確定申告は必要です。日本は、あなたが自分で確定申告をして税金を納める「申告納税制度」を法律で定めています。収入があれば、きちんと確定申告をして、所得税を納めましょう。毎年2月16日〜3月15日まで、管轄の税務署に必要書類も持っていくと、優しく教えてくれます。

チャットレディ確定申告の注意点

warning!

OLなどをしながらチャットレディとして働いている場合、本業にバレないか心配なことがあると思います。特に気になるのが「確定申告」ですよね。「確定申告したらチャットレディをしていることが会社にバレちゃうんじゃないか?」と不安になっていませんか?実は心配する必要なんてありません。正しい税務知識を知ってミスなく確定申告することができれば、チャットレディを副業でしていることが会社にバレることは絶対にありません。今回の記事では、会社にバレないための正しい確定申告を紹介します。

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マイナンバーがあるから絶対バレる?

マイナンバーがあるから絶対バレる?

最初に伝えておきたいのはマイナンバー制度のことについてです。マイナンバーのせいで、確定申告をすれば副業が絶対に会社にバレるという情報がネットに多く見られます。しかし結論から言えば、マイナンバー制度の影響によって副業が会社にバレることは絶対にありません。マイナンバー制度の本来の目的は、「税金をちゃんと納めているかチェックすること」です。決して副業の存在を本業の会社に通知することが目的ではありません。マイナンバーがあるから確定申告したら副業がバレる!だから確定申告はしない!」と考えるのだけはやめてください。年間20万円以上稼いでいるなら確定申告は必須です。申告をしなかった場合、本業にバレることよりも大変な目にあうこともあります。マイナンバーでバレることなんて絶対ないので、確定申告はしっかりと行うようにしましょう。では一体何が原因で副業が本業にバレてしまうのでしょうか。

間違った申告をしているからバレる

間違った申告をしているからバレる

チャットレディの副業が本業にバレる理由の8割は、住民税が原因になります。住民税の納付額は所得金額によって変わります。年収500万円の場合は約20万円になり、600万円になれば約30万円になるのです。なぜ住民税からバレるのかというと、年収と納税額の計算が合わないから。年収500万円のサラリーマンのはずなのに、住民税約30万円を支払うことになれば、会社の経理担当が「100万円を副業で稼いでいる」とカンタンに気づくのです。バレる理由さえわかれば対策はカンタン。副業で得た所得を自分で納付すればいいのです。「特別徴収」という納付方法にすれば、会社に住民税の請求がきます。会社で渡している報酬よりも住民税が違うという事態が発生するわけです。特別徴収扱いにせずに、自分でしっかりと確定申告をすればOK。では実際にどうすれば、特別徴収扱いにならないのでしょうか。

特別徴収にしない方法

方法

特別徴収してしまえば、会社に副業をしていることが絶対にばれます。特別徴収にしない方法はとっても簡単。確定申告のときに、確定申告書類の中にある「自分で納付」にチェックをするだけでいいのです。ただし注意しなければならない点もあります。「自分で納付」にチェックしたのに特別徴収になることがあるのです。原因は市区町村役場の担当者の怠慢。担当者によってはチェックしていることに気づかない人がいます。確定申告の書類を出した後、一度役場に電話してちゃんと特別徴収になっていないか一度確認しておきましょう。大きな市町村の役場であれば、そうそうチェック漏れはありません。しかし小さな役場になると話は別。結構な頻度でチェックに気づかない人がいるので、注意が必要です。

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同僚の「チクり」にも要注意

チクリ要注意

住民税の支払いを特別徴収にしなくても、会社にチャットレディをしていることがバレることがあります。 それは「同僚のチクり」です。同僚に副業の存在を把握されてしまい、会社へチクられてしまうというパターンになります。本当に信頼できる友人でないのであれば、絶対同僚にはチャットレディのことを一切話さない方がベターでしょう。

まとめ

ひよこまとめ

以上、チャットレディの収入を確定申告しても本業にばれない方法について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?チャットレディでの報酬がある人は、今回紹介した知識をぜひ活用してみてください。

税金の還付はチャットレディでも受けられる

税金の還付はチャットレディでも受けられる

確定申告は納税の手続きなのですが、場合によっては税金が返ってくることがあります。お金が返ってくるなら絶対やった方がいいですよね。ちなみに、この場合の「返ってくる」とは「所得税が還付される」ことを意味しています。 では、どのような場合に所得税が還付になるのでしょうか。働き方を3つに分けて紹介させていただきます。

会社員やパート・アルバイトの方

医療費控除、住宅ローン減税、ふるさと納税がある場合は、確定申告により所得税が還付になったり、住民税が減額されたりします。 日本で働く9割の方が、こちらに該当します。

チャットレディと会社員やパート・アルバイトの兼業の方

税金の還付の一例として、1月から12月までのチャットレディとしての収入と経費を計算して赤字だった場合、所得税が還付になります。また、医療費控除、住宅ローン減税、ふるさと納税がある場合も、所得税が還付になることがあります。

チャットレディ専業の方

税金(所得税)が確定申告により還付されることはありません。なぜかというと、給料から天引きされた所得税がないからです。勝手に天引きされていない分、あなた自身で確定申告をして、税金(所得税)を納めてください。経費がたくさんかかっていれば、所得税が0円になることもあります。

働き方によって、所得税の還付方法に違いがあることが分かっていただけたかと思います。次に、チャットレディの方が所得税を減らすために大切な『経費』について案内します。経費が多ければ多いほど、所得税の金額は少なくなります。つまり、どんなものが経費になるのかをきちんと知っておくことが重要です。 簡単にいうと、「チャットレディというお仕事をする上で使ったお金」が経費になります。

  • チャットをするときに着る衣装の購入費用
  • チャットのために特別に髪をセットしたり染めたりしたときの美容院代
  • パソコンやwebカメラの購入費用
  • 店舗に行ったときの交通費
  • チャット中に使った小道具
  • チャット中に企画などで食べたご飯
  • 仕事で関わる方との飲食代
  • 仕事を手伝ってくれた方への支払い

などが経費として認められる可能性があります。経費で落とせる項目を把握しておくと良いですね!それらに支払ったお金は、レシートか領収証を保管して、項目ごとに整理しておくと、確定申告がしやすくなります。ノートに貼ったり、クリアファイルにまとめると良いでしょう。同時に、Excelに日付、金額、支払内容を入力しておくのもおすすめです。 1月から12月分を1年分としてまとめて、確定申告のときに、確定申告書に記入することになります。

※この記事は2017/7/27時点での情報をもとに作成しております。

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