家賃が経費で落ちる理由

経費とはお仕事で収入を得るために使用した費用のことです。
チャットレディでは、在宅でお仕事をする方のみが計上できる経費として、「家賃・光熱費（電気代）」と「通信費」があります。

「チャットレディのお仕事を行っている自宅の家賃・光熱費」と「チャットを行う際にかかったインターネットの費用」を一部経費として計上することが可能なのです。

家賃・光熱費

在宅チャットレディとして普段生活している自宅でお仕事をする場合は、家賃や光熱費の「一部」を経費として申請することが可能です。
一部のみを申請する為に、「仕事」と「プライベート」に分けて計算を行いチャットレディの仕事で使用する金額を割り出す必要があります。

「仕事が30％」の出し方ですが、部屋が３部屋ありそのうちの１部屋でチャットレディをしている場合は、だいたい仕事として使っている割合が３割になります。
ワンルームの場合、たとえばメインの部屋でチャットレディをしていて後はバストイレと廊下だけなので「80％」を仕事の割合にしていいかというとそうはなりません。チャットレディだけで生計を立てているかどうかにもよるのですが、チャットレディとしてだけではなく生活をしている場所でもあるので８割は経費計上の割合としては多いです。自宅でチャットレディのお仕事をする場合は「３～４割」が経費計上できる目安と思っておくといいでしょう。

ただし、自宅とは別でチャットレディのお仕事専用でマンションやアパートの1部屋を借りて毎回出勤している場合は、全額経費で計上できる可能性があります。

電気代も同じように計算しましょう。

通信費

PCやスマホを仕事以外で兼用しているものを使用する場合、かかった通信費の一部のみが費用として認められます。
経費の考え方は先程の「家賃・光熱費」と同様です。
支払い金額を100％と考えた時、「仕事が30％、プライベート70％」だと想定します。

勤務時間や使用時間をメモしておくようにしましょう！

また、通信費もチャットレディのみで使用しているPCやスマホがある場合、全額経費として計上できます。

割合の決め方は自身の状況に合わせて大丈夫です。
ただし、あまり高すぎる金額を申告してしまうと、税務署に指摘される可能性がありますので注意しましょう。

家賃全額を経費で落とせる？

結論から言いますと、自宅を利用してお仕事を行う場合は、家賃全額を経費には出来ません。
ただし、先程も説明した通り、自宅とは別でチャットレディの仕事専用にお部屋を借りている場合は、家賃・光熱費共に全額経費として計上できる可能性があります。

通信費の初期費用は経費になるの？

ユーザ様とチャットを行う上でインターネット環境は必須です。
お仕事を始めるにあたって、元々インターネットの回線が通っていなかった場合、回線の契約が必要です。
新規契約にかかる初期費用も経費として計上することが可能です！
初期費用の他に、チャットレディの仕事の都合で回線の解約が必要になった場合の解約費用も経費として報告できます。

経費申請の注意点

家賃や光熱費、通信費を経費として計上したい場合、支払いをしたことがわかる明細をしっかり保管しておきましょう！

• 口座引き落としでの支払い・・・通帳のコピー
• 払込票での支払い・・・払込票の控え
• クレジットカード支払い・・・クレジットカードの明細

など支払い方法によって、異なりますので注意してください。
これらの書類は確定申告での提出はしませんが、税務署の調査が入った場合チェックされる可能性があります。
控えや領収書は法律上7年間の保管が義務付けられています。

まとめ

今回紹介した家賃・光熱費・通信費が経費として計上されるのは「在宅」でお仕事をするチャットレディのみが対象です。
よく「通勤」でも経費にできると勘違いしている方がいますが、通勤の場合は運営会社がチャットルーム（事務所）の家賃を管理しているので、貴女の自宅の家賃を経費にすることは出来ません。
あくまでも、チャットルームを利用せずに別の場所でお仕事をしている場合が条件です。
代わりに「通勤」の場合は、チャットルームまでの交通費が経費として計上されますので安心してくださいね！
経費を計上する際の注意点を把握して、きちんと守りましょう！しっかり経費を活用すれば、節税に繋がります！

※この記事は2021/11/2時点での情報をもとに作成しております。